食品&飲料産業におけるビール製造
レシピに基づき、ビールの品質を一貫して高く保つための高精度なプロセス監視
タンク液位、温度、圧力、流量測定に適した機器
滅菌、オートクレーブ対応送信器一体型pHセンサーで長期安定性を実現
EHEDG 3-A認証取得、FDAおよびEC1935/2004準拠
ビールの原料は、水、麦芽、ホップ、そして酵母です。大型サイロから取り出した麦芽は、ミルで粉砕されます。これにより、糖化工程で麦芽に含まれる成分が熱い仕込み水に溶けやすくなります。できあがった熱い麦汁は、ロイタータンに移され、固形分が分離されます。濾過された透明な麦汁は、ホップを加えて麦汁煮沸釜で煮沸されます。次の工程は「ワールプール」です。麦汁を斜めから投入し、液体を回転させることで、固形分が中央に円錐状に沈殿します。透明な麦汁は槽の側面から取り出され、熱交換器で冷却されます。次に、発酵タンクで無菌空気を送り込み、麦汁に酸素を飽和させた後、酵母を加えます。発酵工程では、麦汁中の糖分がアルコールと二酸化炭素に変換されます。その後の貯蔵工程で二次発酵が行われます。最終濾過と清澄剤の添加後、ビールは瓶詰めされます。
複雑な工程が多いため、常に高品質なビールを生産するには、精密な監視とプロセス管理が不可欠です。KROHNEでは、これらの用途に対して最適化した計測機器を提供しています。高速/高精度で頑丈な温度センサーに加え、超コンパクトでモジュール拡張可能な圧力伝送器を、サニタリー仕様の圧力/レベル測定用途向けに多様な接続オプションで提供しています。
電磁およびコリオリ質量流量計は、シンプルな用途から高度なサニタリー用途まで、正確な測定結果を提供します。KROHNEのEGM™技術(Entrained Gas Management)により、コリオリ機器は流動混合物中のガス混入率が最大100%の場合でも測定可能です。FMCWレーダーレベル伝送器は、多様なサニタリー接続に対応し、信頼性の高い連続非接触レベル測定を実現します。プロセスへの突入深さが少ない静電容量式レベルスイッチは、泡や凝縮水、付着物の影響を受けません。滅菌/オートクレーブ対応のpHセンサーは、送信器を内蔵し、長期安定性に優れ、プロセス制御システムに直接接続できます。すべての機器はEHEDGおよび3-Aの認証を取得しており、FDAおよびEC 1935/2004の要求事項を満たしています。
KROHNE Global Industry Division Food & Beverage
ドイツ デュイスブルクに本部を置く当社グローバル インダストリー部門は、食品 & 飲料産業のお客様に向けた事業に力を入れています。この業界で20年以上にわたり計測機器を提供してきた経験から、業界の専門的な知識やノウハウに精通しており、製品設計や計測ソリューションにそれらを落とし込んでいます。当社では、基本的なプロセス計装からフルエンジニアリングのシステムまで、また設計段階のエンジニアリングコンサルティングから現地での試運転、トレーニングまで、幅広い業務に対応しています。約100か国で事業を展開しており、世界各地でお近くの拠点からサポートが受けられます。標準的な計装機器で対応可能なケースはもちろん、さらに高度な用途にも対応しており、案件の内容に応じてプロセスを診断し、個別のソリューションをご提案することが可能です。
KROHNE Food & Beverage
Germany / Duisburg