概要
プラスチック&ポリマー製造における合成ゴム製造
プロセスの監視、制御を支える高度な計測機器およびセンサー
スチレンブタジエンゴム(SBR)は、合成ゴムの中でも圧倒的に多く製造されています。この弾性ポリマーは、自動車産業においてタイヤ、シール材、コンベヤベルトの基材として使用されています。合成ゴムの工業的製法では、原油や天然ガスから得られるスチレンとブタジエンを原料として使用します。これら2つの化学物質は、触媒、乳化剤としての石けん溶液、回収されたブタジエンおよびスチレンとともに反応器に送られ、そこで実際の重合反応が起こります。この際の転化率は通常、およそ70%程度までに制限されるため、下流にはショートストップ工程が設けられ、そこでポリマーから各種添加物が除去されます。未反応のブタジエンとスチレンは回収され、再利用のために貯蔵タンクへ戻されます。続いて、ストリッピング後のラテックスが必要に応じて混合用に回収されます。その後、ラテックスは凝固、粒状化、ふるい分け、洗浄、ろ過という工程で処理されます。最後に余分な水分が除去され、粒状物は熱風で乾燥されます。まだ液状のSBRはその後加硫によって硬化され、最終形状が与えられます。
KROHNEは、高分子化学分野で長年培ってきた専門知識に基づき、この分野に適した最高水準の計測技術を提供しています。当社のプロセス産業向けコリオリ質量流量計は、最大100%のガスが含まれる状態でも途切れずに測定が可能です。これらの計測システムは、さまざまなデジタル通信オプションに対応しています。例えば、導電率測定用のループ電源式2線式センサーは、別途"増幅器"(信号変換器)を用意することなく、プロセス制御システムに直接接続することができます。また、電子機器や追加のアプリケーション診断機能も用意されており、当社の堅牢なオールメタル製可変面積流量計と組み合わせることで、汚染物質によるフロートの固着を検知できるなど、プロセスの安定化に貢献します。