ダクトバーナおよび窒素酸化物除去
排熱回収ボイラー(HRSG)は、ガスタービンのさまざまな排ガス条件下で運転できるよう設計されており、排ガス入口ダクト、ケーシング、排ガススタックなどの気密構造部材で構成されています。また、この排熱回収ボイラーシステムには、性能監視を目的とした専用の計測機器も組み込まれています。ガスタービンの排ガスは、入口ダクトと排熱回収ボイラーを通過した後、排ガススタックを介して大気中へ排出されます。本設計において、排熱回収ボイラーの主要な加熱面は排ガスの流れる方向に沿って次の順序で配置されています:高圧加熱器2、再熱器、高圧加熱器1、高圧エコノマイザー3、高圧蒸発器、中圧過熱器、低圧過熱器、高圧エコノマイザー2、中圧蒸発器、高圧エコノマイザー1、低圧蒸発器、復水予熱器
選択触媒還元反応器(SCR)排出規制が厳しい場合、排熱回収ボイラー内の排ガス温度条件が適した位置に選択触媒還元反応器システムまたはCO酸化触媒システムが設置されます。選択触媒還元反応器システムの目的は、燃焼タービンやバーナシステムで発生する窒素酸化物(NOx)を窒素と水蒸気へ転換することです。このシステムは、アンモニア供給装置、分配マニホールド、噴射グリッド、触媒層で構成されており、それらが一体となってSCR反応部を形成しています。
ダクトバーナダクトバーナは、ガスタービン排気中で天然ガスまたは油を燃焼させ、ガス温度を上昇させる働きをします。これにより、ガスタービン排気に元々含まれているエネルギーだけではシステム要求を満たせない場合でも、蒸気の生成量を増やすことができます。排気ガスは、ダクトバーナによって最大800℃まで加熱されます。ダクトバーナシステムは、ダクトバーナ本体、パイロットバーナおよびその燃料供給系と点火装置、そして主燃料供給系で構成されています。主燃料供給系には、火炎検出器、燃料ガス計量装置、空気冷却システム、バーナ測定&制御システムが含まれます。
OPTIFLEX 2200マイクロパルスレベル計は、アンモニア貯蔵タンク内のアンモニアのレベル測定&制御に適した、信頼性が高くメンテナンスフリーのTDRレベル計です。OPTIMASS 6400は、アンモニア噴射グリッドへの気体アンモニア供給量を監視するための高度なコリオリ質量流量計です。さらに、OPTIMASSから得られる密度情報は、アンモニア蒸発プロセスの正常な運転を監視する目的でも活用できます。超音波式ガス流量計 OPTISONIC 7300は、ダクトバーナへの燃料ガス供給が断続的になる場合や、一時的に流量が変動する場合でも問題なく対応することができます。KROHNEは、流量計単体からフローコンピュータや燃料ガススキッド一式まで、高度な機器とソリューションを幅広く扱っています。