概要
パーム油の製造工程
抽出、精製、分別など複数のプロセス工程に対応する計測機器
パーム果実の房は、トラックで現場へ搬入されます。果実を分離し、さらに10%程度の加水を行うために、房はストリッパー内で約120°Cの蒸気によって殺菌処理されます。その後、スレッシャーで房と葉を機械的に分離します。続く消化工程では、細胞壁を破壊して油を遊離させます。ここで得られる高温の流体は、遊離油、繊維、種子から構成されています。この高温の流体混合物はデカンターへ送られ、水が加えられます。油と水の混合物はクラリファイアへ排出され、分離されます。ここでは油が水の上に浮上し、底部には汚泥が沈降します。上部から取り出した油は、さらに別の分離機で精製され、そこで残留する固形物が除去されます。底部の汚泥にもまだ一定量の油が含まれているため、別のデカンターで再処理します。この油もバッファタンクへ送られます。
パーム果実処理の分野では、電磁流量計 OPTIFLUX 7300 が当社の主力製品です。OPTIFLUX 7300は、クラリファイヤーからの排出流量の測定に最適な流量計です。非接液の静電容量式電極を採用しているため、アンダーフロー汚泥のようなスラリーに最適です。配管内壁にコーティングが生じても、測定性能に影響を与えません。また、パーム油そのもののように導電率が低い液体も測定可能です。セラミックライナーは耐摩耗性に優れており、固形物を含むスラリーであっても影響を受けません。