地域熱供給ネットワーク向け計測システム
地域エネルギーシステム向け熱エネルギー計測&計算ソリューション
- エネルギー計測を支えるカスタム仕様の統合ソリューションをワンストップで提供
- 流量計、ペア温度センサー、フローコンピューターを含むコンパクトなプロセス計測パッケージ
- 国際規格(MID MI-004、EN 1434、OIML R75)や各国の法規制に準拠したエネルギー計測&計算
- コンサルティングや設計から、計測機器の納入、現地での試運転、長期的な校正サービスまで、プロジェクトの全工程をトータル管理
概要
世界のエネルギー消費の中で、暖房および冷房は大きな割合を占めています。多くの場合、熱供給のために供給される熱エネルギーや、冷却ネットワークにおいて熱を放散するために使用される冷媒は、料金請求の対象となります。地域熱供給ネットワークの持続可能性と効率を最大限に高めるために、KROHNE は冷却および熱量計測のための取引計量ソリューションをワンストップで提供しており、国際規格や各国の法的要件にも適宜対応しています。
国際規格に準拠した地域熱供給ネットワーク向けプロセス計測機器
地域熱供給の輸送配管におけるエネルギー計測は、MID MI-004、EN 1434、OIML R75 などの国際規格に基づく取引計量要件が適用される場合があります。KROHNE はこうした用途向けに、流量測定、温度測定、さらにエネルギー計算を組み合わせた、認証または適合評価済みコンポーネントによるパッケージソリューションを提供しています。最高精度クラス 1 の用途に対応する超音波流量計 OPTISONIC 3400 District Heating は、処理水(多くの場合非導電性)の測定において、ドリフトのない安定した運転を長期にわたり維持します。これにペア温度センサーとフローコンピューター ERW 700 を組み合わせることで、システムの性能を強化し、高精度な熱計量を実現できます。
さらに、OPTIBAR PM 3050 などの堅牢でコンパクトな圧力伝送器を追加することで、暖房ネットワークの最適化と効率向上を図ることができます。これにより、負荷や消費量に応じた柔軟なポンプ制御が可能となり、システム全体のエネルギー消費と運用コストの削減が期待できます。
冷暖房ネットワークにおけるコスト効率の高いエネルギー計測
地域熱供給ネットワークにおけるエネルギー計測が、国際規格に基づく取引計量要件の対象でない場合には、クランプオンタイプ超音波流量計 OPTISONIC 6300 による、コスト効率を重視したソリューションも選択できます。クランプオンタイプの流量計でも、ペア温度センサーと適切なフローコンピューターを組み合わせることで十分な測定精度が得られます。この流量計は非常に適応性が高く、既存の冷暖房設備にも配管の切断不要で手間なくスピーディに後付けできます。
地域冷房ネットワークや、オフィスビル、工場などの空調システムにおける冷水の測定には、高性能の電磁流量計 OPTIFLUX 4300 や WATERFLUX 3300 が広く使用されています。これらの機器は、計量機関の規定に基づき適合評価および認証を取得することも可能です。
KROHNE は、コンサルティングや設計から、フローコンピューターを含む全プロセス計測機器の納入、設置に至るまで、冷暖房用途におけるすべてのプロジェクト管理を一括して請け負います。エネルギー計測のトータルソリューションの一環として、必要に応じた校正、規定に基づく長期保守サポートなど、各種関連サービスも着実に実施します。
特長とオプション
- 地域熱供給における豊富なプロジェクト実績
- 地域熱供給ネットワークにおける、補助金制度の条件を満たす計測ポイント設計をサポート
- MID MI-004、EN 1434、OIML R75、PTB K 7.2 に準拠したプロセス計測機器を使用
- 流量、温度の測定からエネルギー計算までをカバーする熱エネルギー計測の総合製品ラインアップ(要望に応じて適合性評価にも対応)
- あらゆる用途に対応する幅広い流量計ラインアップ
- 最高精度クラス 1 に対応した3測線式超音波流量計 OPTISONIC 3400 District Heating
- クランプオン式超音波流量計 OPTISONIC 6300
- 電磁流量計 OPTIFLUX 4300 および WATERFLUX 3300