産業プラントのプロセス制御を支えるトータルソリューション企業
産業用ボイラーはプロセス産業におけるエネルギー需要の大部分を占めており、エネルギー使用量全体の約70%を消費しています。産業用ボイラーの設計や構造には、さまざまなタイプがあります。これらのボイラから隣接するプロセスプラントへ飽和蒸気や過熱蒸気、温水が供給されることで、プラントの製造プロセスにおけるガスや液体の処理が可能となります。こうした設備を稼働するうえで最も大切なポイントは、蒸気や温水の条件、使用する燃料の種類、そして環境面の制約です。必要とされる蒸気および温水の量と、その圧力や温度は、個々のプロセスによって決まります。これらと同じくらい重要なのが、使用する燃料の種類と化学組成、そして設置場所で適用される排出規制です。ボイラーをコージェネレーション用途向けに設計する場合、隣接する生産プラントで発生する副生ガスや副生液の処理も重要になります。こういったボイラーの燃焼システムには高度な燃焼技術が求められ、多くの場合、さまざまな燃料の組み合わせに対応できる設計になっています。
燃料ガスは発生源によって性状が異なるため、使用前に圧力調整と乾燥処理が必要です。また、総流量や組成、発熱量の測定も行わなければなりません。燃料ガス供給システムは、安全性やセキュリティの面でも重要な役割を担っています。KROHNEは、通常運転時の流量測定に用いる超音波式ガス流量計OPTISONIC 7300や、取引計量対応の流量計 OPTIMASS 6400、ALTOSONIC V12といった単体機器だけでなく、燃料の監視、制御用のスキッド一式も提供しています。3側線式の超音波式熱量/流量計OPTISONIC 3400は、温水として供給されるエネルギーを測定することができます。また、MI-004クラス1の認証にも対応しています。本製品は高精度のフルボア超音波式流量計として、優れたターンダウン比を備えるとともに、可動部を持たない設計で、純水加熱ループでの使用にも適しています。OPTISWIRL 4200は、ユーティリティ用途における蒸気エネルギーの監視に適した、手頃な価格帯の渦流量計です。内臓の圧力&温度センサーを用いた蒸気のエンタルピー算出や、湿り蒸気の検知も可能です。OPTISONIC 8300は、広いターンダウン比や双方向の流量測定が求められる用途に最適な超音波式蒸気流量計です。工業団地や各種プラントへの蒸気供給ラインにおいて、過熱蒸気の計測に使用されます。ボイラーおよびドラムのレベル測定については、マイクロパルスレベル計OPTIFLEX 7200/8200をボイラ/ドラムに直接取り付ける方法や、外付けのBM26バイパス式レベルゲージを使用する方法があります。これらの方式には、多様な技術を組み込むことができ、必要に応じてバックアップ構成にも対応します。