概要
浚渫船搭載 バラスト水処理
バラスト排水中和システムにおける流量測定
世界貿易の大きな影響の一つとして、年間最大約120億トンのバラスト水が海を越えて輸送されています。このバラスト水は、大型船舶の復原性、トリム、構造健全性を維持するために重要です。しかし、バラスト水の取り込みとその後の排出は、外来水生生物を海域間で移動させ、地域の生態系や生物多様性に悪影響を与える可能性があります。米国沿岸警備隊(USCG)の規制およびIMOバラスト水管理条約は、バラスト水中の生物を中和することを目的として、船舶にバラスト水管理計画の実施を求めています。バラスト水処理を港湾側の設備に接続して行うことも可能ですが、一般的には、船舶が船内に固定式システムを搭載するケースが多いです。
バラスト水処理システムでは、ろ過、紫外線照射、薬剤添加など、さまざまな技術が用いられています。KROHNEは、供給/排出ライン向けに正確で信頼性の高い流量データを提供する流量計を幅広く提供し、さらに水処理システム内で添加剤の注入量を制御する用途に適した機種も用意しています。OPTIFLUX 2100 は、バラスト水用途に最適なコストパフォーマンスに優れた 電磁流量計 です。本シリーズはDNV-GLなど主要な船級協会の舶用型式承認を取得しており、高腐食環境に適した内面ライニング材を採用し、呼び径は最大DN1200までの多くの口径に対応しています。これらの流量計は、フルボアで流路を妨げない構造で、摩耗する可動部がありません。また、流量系における圧力損失もありません。